引っ越しが多いと、そのたびにネットの解約と申し込みをやり直すことになりますよね。工事の日程を空けて、開通まで待って、また数年で同じことをやる。あれ、地味に消耗します。
先に答えを書くと、引っ越しが多い人のネットは、工事のいらないスマホの無制限に寄せるのが一番ラクです。回線を1本も引かなければ、引っ越しのときにやることが住所変更だけになります。
とくぶー楽天モバイルを2年使ってますが、家のネットをスマホに寄せてから回線の手続きで悩む時間が消えました。
この記事では、引っ越しのたびに光回線でかかるお金と日数を数字で出して、選択肢を3つ並べて比べます。スマホに寄せた僕の側の弱点も正直に書くので、そのうえで自分に合うほうを選んでください。


とくぶー
お得情報ブロガー/楽天経済圏6年
神奈川・川崎の31歳会社員。借金500万円を、お得活動だけで完済して資産500万円超にした、ごく普通の家庭のお得オタクです。背伸びせず「一緒に得しよ」の同じ目線で、実際に試したことだけ正直に書いています。
実際に使っている実績(一次情報)
- 楽天モバイル2年(元ドコモ月8,400円→月1,000円台)
- 楽天カード6年・三井住友カードNL併用
- ふるさと納税6年連続・ハピタス6年
- 新NISA月5万・オルカン中心で投資歴4年
クレカを作りすぎて管理が崩壊したり、新NISAの下落で狼狽売りして損したり、失敗もたくさんしてきたので、いい話だけでなくデメリットや損した話も隠さず書きます。
引っ越しが多い人のネットは工事ゼロが正解


引っ越しの回線問題がしんどいのは、料金より手続きの回数です。工事がいらない形にすると、その回数がまるごとゼロになります。
一つずつ見ていきましょう。
解約も申込もいらない


家のネットをスマホに寄せると、引っ越しのときに解約する回線がそもそも存在しません。新居で申し込む回線もないので、比較サイトを開く時間ごと消えます。
光回線を持っていると、引っ越しのたびに移転か解約かの判断を迫られます。移転なら工事、解約なら残債、という二択で毎回止まるんですよね。
その分岐が消えるのが、僕がスマホに寄せて一番よかったところでした。荷造りの合間に回線のことを考えなくて済みます。
引っ越し当日から使える


スマホはもう手元にあるので、新居に着いた瞬間からネットが使えます。ダンボールに囲まれた床で動画を流せるのは、地味にありがたい体験でした。
パソコンやタブレットはテザリングでつなげます。楽天モバイルのテザリングは無料で、申し込みもいりません。
開通待ちの数週間だけモバイルWiFiを借りる、みたいな追加出費もなくなります。設定の中身は楽天モバイルのテザリングにまとめました。
住所変更だけで終わる


引っ越しでやることは、契約の住所をアプリから直すだけです。工事の立ち会いも、宅内の配線も、返却する機器もありません。
光回線だと、レンタルしていたルーターの返送が地味に面倒だったりします。段ボールを探して詰めて、期限までに送る作業が引っ越しの週に乗ってくるわけです。
そこがゼロになるだけで、引っ越しのタスクリストが1行減ります。回数が多い人ほど効いてくる差だと思ってます。
引っ越しのたびに光回線でかかる金と日数


感覚で「面倒」と言っても動けないので、実際にかかるお金と日数を出します。ここを知ると、判断がだいぶ早くなります。
一つずつ見ていきましょう。
開通まで2週間〜2カ月


光回線は申し込みから開通まで、だいたい1〜2カ月かかります。前の住人の配線が残っていて工事の枠も空いている、という条件が揃えば最短2週間くらいです。
その間、新居のネットは結局スマホ頼みになります。つまり引っ越しの直後は、どちらを選んでも一度はスマホでしのぐことになるわけです。
ここで「あれ、これで足りてるな」と気づく人が多いんじゃないかなと。開通待ちのつなぎ方は引っ越しでネット開通前のつなぎに書いてます。
工事費の残債が請求される


光回線の工事費は本来28,600〜49,500円くらいで、多くの会社が分割の割引で実質無料に見せています。この形が引っ越しの多い人には相性が悪いです。
分割が終わる前に解約すると、残っている工事費がまとめて請求されます。2年で引っ越す生活だと、割引を最後まで受け切れないまま次に進むことになります。
ここに契約解除料が乗る場合もあります。引っ越しの回数が多いほど、この地雷を踏む回数も増えていく計算です。
繁忙期は工事日が取れない


やっかいなのが、転勤の時期と工事の混む時期がきれいに重なることです。2月下旬から4月上旬は引っ越しの繁忙期で、工事の枠がなかなか空きません。
この時期に当たると、開通まで1〜2カ月待たされることも普通にあります。辞令が出てから動くと、まず間に合わないんですよね。
転勤族が一番損をしやすいのがこの構造です。工事のいらない形にしておくと、この季節要因から外れられます。



工事の枠は自分ではどうにもできないので、ここを避けられるだけでも価値がありました。
引っ越しが多い人の3つの選択肢を比べる


選択肢は大きく3つです。手続きの量と月額で並べると、どれが自分向きか見えてきます。
一つずつ見ていきましょう。
光回線は据え置き向き


光回線そのものは速くて安定していて、同じ場所に長く住む人には文句なしの選択肢です。月額はマンションで4,000〜4,500円、戸建てで5,000〜5,700円が相場になります。
問題は、その良さが「動かないこと」を前提に組まれている点です。工事費の分割も割引も、数年住み続けて初めて元が取れる設計になってます。
2〜3年ごとに動く人だと、その前提から外れっぱなしになります。工事の手間そのものが嫌な人はネット工事が面倒な人の選択肢もどうぞ。
ポケットWiFiは二重払い


引っ越しが多い人に一番よく勧められるのがポケットWiFiです。工事がいらないので、たしかに光回線よりは身軽になります。
ただ、スマホ代はそのまま残るので通信費が二本立てになります。持ち歩く端末が1台増えて、その充電まで管理することにもなるんですよね。
スマホが無制限なら、その2本目の役目はテザリングで足ります。二重で払ってる人はポケットWiFiが高い人の代わりを見てみてください。
スマホ無制限が一番身軽


手続きの量で言えば、スマホの無制限1本が圧倒的に少ないです。楽天モバイルの最強プランなら3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、それ以上は3,278円で頭打ちになります。
家のネットを全部寄せると無制限側に振り切るので、月3,278円を固定費として見ておけば読み違えません。それ1本で家も外もまかなえます。
| 選択肢 | 引っ越し時の手続き | 月額の目安 |
|---|---|---|
| 光回線 | 解約か移転+工事 | 4,000〜5,700円 |
| ポケットWiFi | 住所変更のみ | スマホ代+端末代 |
| スマホ無制限 | 住所変更のみ | 3,278円が上限 |
料金の中身は楽天モバイル最強プランの料金にまとめてます。家にWiFiを引かない暮らしの詳細は自宅WiFiを契約しないで暮らす方法もどうぞ。
スマホに寄せて分かった正直な弱点


ラクになった話だけ書くとフェアじゃないので、弱いところも出しておきます。ここが引っかかる人は光回線のほうが幸せです。
一つずつ見ていきましょう。
引っ越し先のエリア次第


これが最大の弱点です。転勤先がどこになるか選べない以上、電波が弱い土地に飛ばされる可能性が残ります。
楽天モバイルは田舎や山間部、建物の奥まった部屋で電波が細る場面があります。さらにau回線のローミングが2026年9月末で終わる予定なので、そこも見ておく必要があります。
新居が決まったら、住所で対応エリアを確認するのを習慣にするといいです。地方の電波事情は楽天モバイルは地方で使えるかにまとめました。
家族が多いと足りない


1台のスマホに家族全員がぶら下がると、夜の時間帯はさすがに苦しくなります。同時に動画を見る人数が増えるほど体感が落ちます。
うちは妻と娘の3人で、娘は2025年6月生まれなのでまだ通信の取り合いは起きてません。それでも4人以上の家庭なら前提が変わるだろうな、とは思ってます。
家族それぞれのスマホを無制限にする手もありますが、その場合は人数分の料金になります。家族の通信費の考え方は単身赴任の通信費を安くする方法もあわせてどうぞ。
スマホ1台に全部乗る


家のネットがスマホ1台に集約されるので、そのスマホが止まると全部止まります。故障、充電切れ、外に置き忘れ、どれでも家のネットが落ちる形です。
僕は外で使いすぎて、帰宅時に残量5%だった日があります。パソコンで作業する予定が、充電が溜まるまで何もできませんでした。
光回線ならスマホと別系統なので、この共倒れは起きません。一本化のラクさと裏表なので、そこは割り切りが必要です。
引っ越しが多くてもスマホ1本が向く人・向かない人


ここまでを踏まえて線を引きます。引っ越しが多いという条件だけで決めず、住み方と働き方まで見て選んでください。
一つずつ見ていきましょう。
単身の転勤族は向いてる


単身で数年ごとに動く人は、スマホ1本がきれいにはまります。つなぐ機器が少なくて、同時に使う人もいないからです。
社宅や寮のWiFiが遅くて使い物にならない、という話もよく聞きます。自前のスマホに寄せておけば、備え付けの回線の当たり外れに振り回されません。
月3,278円で家も外もまかなえるので、引っ越し先が変わっても金額が動かないのも読みやすいです。番号はそのままオンラインで乗り換えられます。
在宅勤務が多いなら光


在宅勤務が週4日以上ある人は、引っ越しが多くても光回線を引いたほうがいいです。通信が仕事の生命線になると、手続きの手間より安定のほうが高くつきます。
カメラをオンにした会議中に音が途切れると、謝る時間が発生します。それを時給で考えると、月数千円の差はあっさり消えるんですよね。
ただ開通までの2週間から2カ月はテザリングでしのぐのが便利です。つなぎとして使うぶんには、僕も何度も助けられました。
家族4人以上も光が早い


家族が4人以上で、夜に全員がそれぞれ動画を見るような家なら光回線が早いです。手続きの面倒さより、日々の使い心地のほうが効いてきます。
この場合でも、スマホ側は無制限にしないという選択ができます。家に回線があれば3GBまでの1,078円で足りることも多いです。
僕自身、今は月1,000円台で収まってます。家の使い方が変われば最適解も変わる、というだけの話です。



引っ越しの回数だけで決めず、在宅勤務の日数と家族の人数を先に数えてみてください。
引っ越しが多い人のネットに関するよくある質問


- 引っ越しが多い人のネットは何を選べばいいですか?
工事のいらないスマホの無制限に寄せるのが、手続きの回数を一番減らせます。引っ越しでやることが契約住所の変更だけになり、解約も申し込みも工事の立ち会いもなくなります。在宅勤務が週4日以上ある人や家族が4人以上いる家庭は、手間より安定を取って光回線を選んだほうが後悔しません。
- 引っ越しのたびに光回線を移転すると費用はかかりますか?
移転でも新居側の工事が必要になることが多く、工事費がかかる場合があります。解約を選んだ場合は、実質無料になっていた工事費の残りがまとめて請求されることがあります。光回線の工事費は本来28,600〜49,500円ほどなので、短い周期で動く人ほど負担が重くなります。
- 引っ越し先で光回線が使えるまで何日かかりますか?
申し込みから開通まで、だいたい1〜2カ月が目安です。前の住人の配線が残っていて工事の枠も空いていれば、最短2週間ほどで済むこともあります。2月下旬から4月上旬の繁忙期は工事が混むので、辞令が出てから動くと間に合わないことが多いです。
- 引っ越しが多いならポケットWiFiのほうがいいですか?
工事がいらない点は同じですが、スマホ代と別に料金がかかるので通信費が二本立てになります。持ち歩く端末が1台増えて、充電の管理も増えます。スマホを無制限にしてテザリングでつなげば同じことができるので、まずは手持ちのスマホで足りないか確かめるのがおすすめです。
- 引っ越しが多い人がスマホ1本にすると月いくらですか?
楽天モバイルの最強プランなら、使った量で3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、それ以上は3,278円で頭打ちです。家のネットを全部寄せると無制限側になるので、月3,278円を上限として見ておけば読み違えません。光回線とスマホの二本立てより月3,000円前後は軽くなる計算です。
- 引っ越しでスマホの手続きは何をすればいいですか?
契約している住所を変更するだけです。アプリや会員ページから数分で終わるので、工事の日程調整のような予定の拘束がありません。返却する機器もないので、引っ越し週のタスクが1つ減ります。
- 引っ越し先で電波が弱かったらどうすればいいですか?
まず新居の住所で対応エリアを確認してから決めるのが安全です。田舎や山間部、建物の奥まった部屋では速度が落ちる場面があります。実際に住んで厳しいと感じたら、そこだけ光回線を引くという切り替えもできます。
- 引っ越しが多いとスマホの解約金は毎回かかりますか?
楽天モバイルは1年以上使っていれば解約金は0円です。2025年4月以降の契約を1年以内に解約した場合だけ1,078円かかります。引っ越しのたびに乗り換える必要もないので、そもそも解約する場面自体が減ります。
- 引っ越しが多い人でも光回線を選んだほうがいい場合は?
在宅勤務が週4日以上ある、家族が4人以上いる、電波の弱い地域に住む予定がある、のどれかに当てはまるなら光回線です。手続きの面倒さより、通信が落ちたときの損のほうが大きくなります。開通までの数週間はテザリングでしのげるので、つなぎとして併用するのが現実的です。
- 引っ越しが多くてネットの契約に疲れました。
疲れる原因は料金より手続きの回数なので、回線を持たない形にするのが一番効きます。スマホを無制限にしてパソコンはテザリングでつなげば、引っ越しでやることが住所変更だけになります。合わなければ後から光回線を引けるので、次の引っ越しで一度試してみるのもありです。
まとめ:引っ越しが多い人のネットは工事ゼロにする


引っ越しが多い人のネットは、工事のいらないスマホの無制限に寄せるのが一番ラクです。引っ越しでやることが住所変更だけになって、解約も申し込みも工事の立ち会いも消えます。
お金で見ると、光回線はマンションで4,000〜4,500円、戸建てで5,000〜5,700円が相場です。スマホ1本なら3,278円が上限なので、二本立てとの差は月3,000円前後になります。
弱点も書いておくと、引っ越し先の電波次第で快適さが変わるのはどうしようもありません。家族が4人以上いる家や、在宅勤務が週4日以上ある人には向かない選択です。
- 手続きは住所変更だけ
- 引っ越し当日から使える
- 工事費の残債を踏まない
- 繁忙期の工事待ちが不要
- 電波と人数だけは要確認
僕は家のネットをスマホに寄せてから、引っ越しの前に回線のことを考える時間がまるごと消えました。段ボールに囲まれた初日から普通にネットが使えるのは、想像以上に気がラクです。
次の引っ越しが決まっているなら、まず新居の住所で対応エリアだけ見ておいてください。開通待ちの過ごし方は引っ越しでネット開通前のつなぎ、工事そのものを避けたい人はネット工事が面倒な人の選択肢にまとめてます。
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エリアを見て厳しそうなら、無理せず光回線でいいと思います。そこは正直に。








