固定費の見直し方法|効く順番と年間でいくら浮くかの計算式

固定費の見直し方法

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固定費の見直しは、「下がる額が大きく、手続きが1回で済むもの」から順にやると挫折しません。多くの家庭では、通信費→サブスク→保険→電気・ガス→住居・車の順になります。

ただし、リボ払いやカードローンの残高がある人は順番が変わります。この記事では、自分の家計で順番を決める計算の仕方と、項目ごとの手順をまとめました。

とくぶー

僕はリボと浪費で500万円の借金を作り、お得活動を続けて完済しました。ガマンの節約より、仕組みを1回変えるほうが続きます。

  • 借金500万円を完済
  • 元ドコモ月8,400円→1,000円台
  • お得活動歴6年
この記事を書いた人
とくぶー

とくぶー

お得情報ブロガー/楽天経済圏6年

神奈川・川崎の31歳会社員。借金500万円を、お得活動だけで完済して資産500万円超にした、ごく普通の家庭のお得オタクです。背伸びせず「一緒に得しよ」の同じ目線で、実際に試したことだけ正直に書いています。

実際に使っている実績(一次情報)

  • 楽天モバイル2年(月1,000円台)
  • 元ドコモは月8,400円
  • 楽天カード6年・三井住友カードNL併用
  • ふるさと納税6年連続・ハピタス6年
  • 新NISA月5万・オルカン中心
  • 投資歴は4年

クレカを作りすぎて管理が崩壊したり、新NISAの下落で狼狽売りして損したり、失敗もたくさんしてきたので、いい話だけでなくデメリットや損した話も隠さず書きます。

目次

固定費の見直しは順番で決まる

固定費の見直しは順番で決まる|とくぶー

見直しで失敗する一番の原因は、効果の小さいものから手を付けて疲れてしまうことです。先に全体を書き出して、効く順に並べます。

一つずつ見ていきましょう。

まず1か月分を書き出す

まず1か月分を書き出す|とくぶー

通帳・カード明細・スマホのアプリ課金履歴の3つを開いて、毎月・毎年決まって出ていくお金を全部書き出します。年払いの保険や会費も、12で割って月額にしておきます。

  • 住居費(家賃・ローン)
  • 通信費(スマホ・ネット)
  • 保険料
  • 電気・ガス・水道
  • サブスク・会費
  • 車(駐車場・保険・ローン)

同じカードから落ちている項目は、明細の1行に埋もれがちです。1件ずつ分けて書くのがコツです。

書き出した額が多いのか少ないのか分からないときは、総務省の家計調査(2025年平均・二人以上の世帯)の月額と並べてみてください。

費目全国平均(月)自分の家
通信11,672円
光熱・水道24,547円
うち電気代13,219円
消費支出全体314,001円

通信には固定電話やネット回線も含まれます。住居費は持ち家の世帯も含む平均なので低く出るため、ここでは外しました。

年間でいくら浮くか計算

年間でいくら浮くか計算|とくぶー

書き出したら、見直した場合に1年でいくら浮くかを計算します。式はこれだけです。

年間の効果=(今の月額-見直し後の月額)×12-切り替えにかかる費用

たとえばスマホ代が月8,400円から月1,500円になり、切り替え費用がかからないなら、(8,400-1,500)×12=82,800円です。解約金や事務手数料がかかる場合は、そこから引きます。

手間で割って順番を決める

手間で割って順番を決める|とくぶー

年間の効果が同じなら、手続きが軽いほうから片付けます。目安は次のとおりです。

項目手間一度で効く期間
サブスク数分解約後ずっと
通信費1〜2時間乗り換え後ずっと
電気・ガス30分程度切り替え後ずっと
保険数日〜数週間契約中ずっと
住居・車数か月長期

サブスクは効果が小さくても一瞬で終わるので、最初の勢いづけに向いています。そのあと通信費で大きく下げる流れが、途中で止まりにくい順番です。

通信費は手間の割に効きやすい

通信費は手間の割に効きやすい|とくぶー

通信費は、同じ使い方のまま月数千円下がることがある項目です。家族の人数分だけ効果が増えるのも特徴です。

詳しく見ていきましょう。

月のデータ量を先に見る

月のデータ量を先に見る|とくぶー

乗り換え先を探す前に、直近3か月のデータ使用量を確認します。会員ページかスマホの設定画面で見られます。

家や職場でWi-Fiにつないでいる人は、思ったより使っていないことが多いです。使っていない容量に毎月払っているなら、そこがそのまま削れる部分です。

僕は年8万円超下がった

僕は年8万円超下がった|とくぶー

僕は元ドコモで、月8,400円を何年も見直さずに払っていました。楽天モバイルに乗り換えて月1,000円台になり、年8万円以上の差が出ました。

手続きはWebで申し込み、SIMカードが届いた日の夜に切り替えました。ドコモで買ったiPhoneはSIMロックを解除して、そのまま使っています。

使い方別の目安を知る

使い方別の目安を知る|とくぶー

楽天モバイルのRakuten最強プランは、使った量で料金が変わります(税込)。

月の使用量月額家族割適用時
3GBまで1,078円968円
20GBまで2,178円2,068円
20GB超〜無制限3,278円3,168円

通話が多い人は、Rakuten Linkアプリから発信すれば国内通話が無料です(0570などの一部番号は対象外)。他社も含めて比べたい人は格安SIMの選び方、家族全員の分は家族のスマホ代が高いときの見直し方が参考になります。

※契約期間の縛りなし

サブスク・保険・電気ガスの手順

サブスク・保険・電気ガスの手順|とくぶー

通信費の次は、この3つです。どれも「解約してから気づく」失敗があるので、手順の順番を守ってください。

一つずつ見ていきましょう。

サブスクは課金元ごとに確認

サブスクは課金元ごとに確認|とくぶー

サブスクは、カード明細だけでは見落とします。iPhoneならApple ID、AndroidならGoogle Playの定期購入の画面にも、別で契約が並んでいます。

3か月使っていないものは、いったん解約して困ったら入り直す、くらいで十分です。年払いの会費は更新月を手帳に書いておくと、自動更新を止められます。

保険は公的保障を先に見る

保険は公的保障を先に見る|とくぶー

生命保険文化センターの2024年度の調査では、2人以上世帯の年間払込保険料(個人年金保険を含む)は平均35.3万円です。月にすると約2.9万円で、通信費より大きい家庭が多い項目です。

ただ、保険はいきなり解約しないでください。新しい保険に入る前に解約すると、保障がない期間ができます。

見直しは、健康保険の高額療養費制度や遺族年金でどこまでカバーされるかを先に確認してから。足りない分だけ民間の保険で補う形にすると、重なっている保障を外せます。

なお、高額療養費の自己負担の上限は2026年8月診療分から引き上げられ、2027年8月にも見直しが予定されています。数年前の試算のまま医療保険を削らないようにしてください。最新の上限は厚生労働省の高額療養費制度のページで確認できます。

電気・ガスは切替前に3点確認

電気・ガスは切替前に3点確認|とくぶー

電力は2016年4月、都市ガスは2017年4月に小売が全面自由化され、住まいはそのままで会社を選べます。電気は同じ住所での切り替えなら、新しい会社に申し込めば、今の会社への解約連絡は多くの場合必要ありません(資源エネルギー庁の案内)。

  • 今の契約の解約金の有無
  • 市場連動型の料金かどうか
  • セット割が外れないか

市場連動型は、電力の取引価格が上がった月に請求も上がります。安さだけで選ぶ前に料金の決まり方を確認してください。使い方の見直しは電気代を安くする方法とガス代を安くする方法にまとめています。

借金があるなら順番が変わる

借金があるなら順番が変わる|とくぶー

カードのリボ払いやローンの残高がある人は、固定費の中に「利息」という一番高い出費が入っています。ここを最初に考えます。

詳しく見ていきましょう。

利息は最優先で減らす

利息は最優先で減らす|とくぶー

リボ払いやカードローンの明細には、実質年率が書かれています。浮いたお金を貯金に回すより、金利の高い借入の返済に回すほうが、家計に残るお金は増えます。

返済が回らない、どこから手を付ければいいか分からない場合は、自分だけで抱えずに法テラスなどの公的な相談窓口を使う方法もあります。

浮いた額の行き先を決める

浮いた額の行き先を決める|とくぶー

固定費を下げても、浮いたお金が普段の買い物に紛れると残りません。見直しと同時に、浮いた額を自動で動かす先を決めておきます。

  • 借入があれば繰り上げ返済
  • 借入がなければ先取り貯金
  • 余裕ができたら積立投資

貯金の仕組みは貯金のコツに、借金を返し終えるまでにやったことと合わせて書いています。

カードを増やすと崩れる

カードを増やすと崩れる|とくぶー

僕が失敗したのはここです。ポイントや特典につられてクレジットカードを作りすぎ、どこからいつ落ちるのか把握できなくなりました。

ポイント目当てで使う額が増えて、本末転倒になった時期もあります。固定費をカード払いにまとめるなら、枚数は増やさず、支払い先を1〜2枚に寄せるほうが管理が崩れません。

見直しで損しやすい落とし穴

見直しで損しやすい落とし穴|とくぶー

固定費の見直しは、解約のタイミングを間違えると、浮くはずのお金が手数料で消えます。手続きの前に次の4つを確認してください。

  • 解約金・違約金の有無
  • 端末代の分割の残り
  • 家族割やセット割の解除
  • 年払いの返金の有無

支払いをカードにまとめる場合は、還元率も確認します。楽天カードは、主要な電力会社・ガス会社・水道局への支払いが0.2%(500円につき1ポイント)です。ほかのカードや支払い方法の特典と比べてから、まとめる先を決めてください。

スマホの分割払いが残っている場合は、乗り換えても残りの支払いは続きます。扱い方は残債があるままの乗り換えで整理しています。楽天モバイルも契約期間の縛りはありませんが、申し込みから1年以内の解約は解約事務手数料(最大1,078円)がかかる場合があります。

固定費の見直しでよくある質問

固定費の見直しでよくある質問|とくぶー

本文で扱わなかった疑問をまとめました。

固定費と変動費の違いは何ですか?

毎月ほぼ同じ額が出ていくのが固定費(家賃・通信費・保険料など)、月によって変わるのが変動費(食費・日用品・娯楽費など)です。固定費は一度下げると毎月効き続けるので、先に見直す価値があります。

見直しはどのくらいの頻度でやればいいですか?

年1回、決まった月に一覧を見直すくらいで十分です。料金プランや自分の使い方は変わるので、契約の更新月や家族構成が変わったときにも見直すと漏れが減ります。

夫婦で意見が合いません。どう進めればいいですか?

相手の契約から手を付けるより、自分の分から見直して、年間の効果額を数字で見せるほうが話が進みやすいです。本人が使っている保険やサブスクは、本人に選んでもらいます。

家賃は下げられますか?

更新のタイミングで家賃の交渉をする、引っ越しで下げる、といった方法があります。ただし引っ越しは初期費用がかかるので、年間の効果から引っ越し費用を引いて、何年で元が取れるか計算してから判断してください。

車の固定費はどう見直しますか?

自動車保険の補償内容と、駐車場代・ローンが中心です。自動車保険は更新月の前に補償を見直すのが手間の少ない方法です。車を手放すかどうかは、使う頻度とカーシェアなどの代わりの費用を比べて決めます。

固定費を下げたのにお金が残りません。

浮いた額が変動費に流れている可能性が高いです。給料日に浮いた額を別口座へ自動で移すか、借入の返済に回す設定をしてしまうと、手元に残る額がはっきり変わります。

まとめ:効く順に1つずつ

まとめ:効く順に1つずつ|とくぶー

固定費の見直しは、全部を書き出して、年間の効果と手間で順番を決めるところから始まります。多くの家庭では、サブスクで勢いをつけ、通信費で大きく下げ、保険と電気・ガスを確認する流れになります。

借入がある人は、利息の高いものから減らすのが先です。浮いたお金の行き先を最初に決めておくと、見直しの効果がちゃんと残ります。

僕の場合、一番手軽に大きく下がったのはスマホ代でした。今日できることを1つ選ぶなら、会員ページで先月のデータ使用量と請求額を見るところからです。

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この記事を書いた人

とくぶー|お得情報ブロガー。神奈川県川崎市在住・31歳の会社員で、1歳の娘を持つ父です。20代で抱えた借金500万円を、格安SIM・楽天経済圏・ふるさと納税・新NISAなどの“お得術”だけで完済し、6年で資産500万円超を達成しました。専門はクレジットカード・格安SIM・ふるさと納税・新NISA・ポイ活。実際に自分で試して得した(ときどき損した)ことだけを、デメリットも隠さず書いています。

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