帰省したときに親のスマホの明細をのぞいて、「え、こんなに払ってるの」と固まった経験、ないですか。使ってるのは電話とLINEくらいなのに、大手の高いプランのまま何年も、というパターンです。
先に答えを書くと、電話とLINEが中心の親なら、スマホ代は月1,000円台まで下げられます。ただ、手続きと初期設定は家族が代わりにやる前提で考えたほうが、途中で止まらずに済みます。
とくぶー楽天モバイルを2年使ってる僕が、実家の親のスマホを見直したときの手順と、正直つまずいた部分まで書きます。


とくぶー
お得情報ブロガー/楽天経済圏6年
神奈川・川崎の31歳会社員。借金500万円を、お得活動だけで完済して資産500万円超にした、ごく普通の家庭のお得オタクです。背伸びせず「一緒に得しよ」の同じ目線で、実際に試したことだけ正直に書いています。
実際に使っている実績(一次情報)
- 楽天モバイル2年(元ドコモ月8,400円→月1,000円台)
- 楽天カード6年・三井住友カードNL併用
- ふるさと納税6年連続・ハピタス6年
- 新NISA月5万・オルカン中心で投資歴4年
クレカを作りすぎて管理が崩壊したり、新NISAの下落で狼狽売りして損したり、失敗もたくさんしてきたので、いい話だけでなくデメリットや損した話も隠さず書きます。
親・シニアのスマホ代は月1,000円台まで下がる


一番知りたいところから書きます。親の使い方が電話とLINE中心なら、着地は月1,000円台です。
一つずつ見ていきましょう。
電話中心なら3GBで足りる


親世代のデータ使用量は、月3GBに収まることがほとんどです。楽天モバイルの最強プランは使った分だけの段階制で、3GBまでなら税込1,078円。
うちの親の明細を見たときも、データ使用量は月1GBちょっとでした。LINEの文字と写真、たまに孫の動画を見るくらいだと、3GBには届かないんですよね。
20GBまでなら2,178円、それ以上使っても3,278円で頭打ち。使う月と使わない月の波を勝手に吸収してくれるので、親のプラン選びで悩まなくて済みます。
段階制の仕組みそのものは楽天モバイル最強プランの料金で細かく分解しています。
差額は年7万円前後になる


月の差額は小さく見えても、年で見ると効きます。僕自身はドコモに月8,400円を何年も払い続けていて、楽天モバイルに移して月1,000円台になりました。
差し引き年8万円超。親の明細も、僕が放置してた頃の金額と大差ありませんでした。
仮に親が月7,000円台を払っているなら、3GBの1,078円との差は年7万円前後になります。年金暮らしの家計にとって、この額は旅行1回ぶんくらいの意味を持ちます。



「月5,000円くらい違うよ」より「年で7万円だよ」のほうが、親には刺さりました。
端末代が残ると下がらない


ここは正直に書いておきます。端末の分割払いが残っていると、乗り換えてもその分は請求され続けます。
親の明細で「毎月の割引」と「端末代」がセットになっているケースもあって、乗り換えると割引だけ消えることがあるんです。数年前にショップで機種変更した親ほど、この形になりがち。
だから明細を見るときは、通信料と端末代を分けて数えてください。端末代が残り数か月なら、払い終わってから動くほうが計算はきれいです。
残債が2年ぶん丸ごと残っていた場合は、それでも通信料の差額のほうが大きいことが多いので、電卓を1回叩いてから決めるのが安全です。
親のスマホ代が高いままな理由は3つ


そもそも、なぜ親の料金だけ何年も高いままなのか。理由ははっきりしていて、たいてい次の3つのどれかです。
まず、ショップで勧められた大容量プランを、使い方が変わったあともそのまま続けている。仕事を辞めてスマホを使う時間が減っても、契約は当時のままなんですよね。
次に、加入時につけたオプションが残っている。動画の見放題や有料サポートが数百円ずつ乗って、合計で1,000円を超えていることもあります。
最後が一番やっかいで、明細を誰も見ていないという状態。口座から自動で引かれるので、高いことに誰も気づかないまま年単位で過ぎます。
| 高い理由 | 親側の状態 | やること |
|---|---|---|
| プランが過大 | 使う量が減った | 使用量を確認 |
| オプション残り | 中身を知らない | 明細を分解 |
| 明細を見ない | 口座振替で自動 | 一緒に開く |
逆に言えば、この3つを潰すだけで下がります。家計全体の順番は固定費の見直し方法にまとめました。
65歳以上は最強シニアプログラムが使える


楽天モバイルには65歳以上向けの特典があります。ただ中身を誤解している人が多いので、正確に書きます。
一つずつ見ていきましょう。
エントリーしないと0のまま


最強シニアプログラムは、契約しただけでは適用されません。65歳以上の契約者本人の楽天IDでエントリーして、はじめて対象になります。
対象は65歳の誕生月以降。プランを使っているだけの状態だと、毎月110ポイントの還元が受けられます。
ここが落とし穴で、親が自分で楽天IDにログインしてエントリーする、という工程が地味に重いんです。うちも僕が横についてやりました。
申し込みが済んだ日に、そのままエントリーまで一気にやってしまうのがおすすめです。後日にすると、まず忘れます。
3オプションで月880ポイント


指定の3つのオプションに入ると、還元は毎月880ポイントに増えます。対象は「15分(標準)通話かけ放題」「あんしん操作サポート」「迷惑電話・SMS対策 by Whoscall」の3つ。
15分かけ放題だけで月1,100円なので、880ポイント戻るなら実質の負担はかなり軽くなります。オレオレ詐欺対策の保険も自動でつきます。
操作サポートと迷惑電話対策は、正直「料金」より「親を心配する家族」のためのオプションだと思っています。着信の名前が出るだけで、親が変な電話を取る確率は下がりますから。
逆に、親がほとんど電話をかけないタイプなら、オプション代のほうが高くつきます。そこは使い方を見て決めてください。
割引ではなくポイント還元


ここは誤解が多いところ。シニアプログラムの特典は請求額の割引ではなく、楽天ポイントでの還元です。
付与は条件を満たした翌々月末ごろ。だから「請求書の数字が110円安くなる」ことを期待していると、親は「話が違う」と言い出します。
ポイントは楽天ペイや楽天市場で使えるので、価値がないわけではありません。ただ、ポイントを使う習慣がない親だと、失効させて終わることもあります。
僕はポイントを失効させた失敗があるので、親には「これは現金じゃなくてポイントね」と最初に言っておきました。楽天ポイントの有効期限もあわせて確認しておくと安心です。
実家の親のスマホを見直した僕の手順【体験談】


ここからは僕が実家でやったことです。技術的な話より、親をどう納得させるかのほうが難所でした。
一つずつ見ていきましょう。
まず明細を一緒に開く


最初にやったのは、親のスマホでキャリアのアプリを開いて明細を見ることでした。ここを飛ばして「安いのに変えなよ」と言っても、親は絶対に動きません。
明細を開いたら、通信料・オプション・端末代の3つに指で分けていきます。親が自分の目で「使ってないのに払ってる欄」を見つけた瞬間に、空気が変わりました。
データ使用量の画面も一緒に見ます。「先月1.2GBだって」と読み上げたら、母が「それって多いの、少ないの」と聞いてきて、そこから話が進みました。



説得するんじゃなくて、明細を一緒に読むだけ。これが一番早かったです。
番号と使い方は変えない


親が一番嫌がるのは料金の話ではなく、「今と変わること」です。だから最初に「番号は変わらないし、LINEもそのまま」と伝えました。
MNPを使えば電話番号はそのまま引き継げますし、手続きはオンラインで完結します。LINEのトーク履歴も、同じ端末を使い続けるなら触る必要がありません。
端末も変えませんでした。機種変更まで同時にやると、親はホーム画面が変わっただけで「前のほうがよかった」と言い出しますから。
ガラケーからの切り替えを考えている場合は話が別で、親のガラケーからのスマホデビューのほうが手順に近いです。
申し込みは僕が代行した


申し込みからSIMの差し替え、初期設定まで、全部こっちでやりました。親にオンライン申し込みをやらせると、本人確認書類のアップロードで確実に止まります。
かかった時間は、申し込みが30分ほど。SIMが届いてからの開通と設定で、さらに1時間くらいです。
注意点として、契約の名義は親本人にしておいたほうがいいです。名義が違うと、あとで親が窓口に問い合わせられなくなります。名義の扱いは親子の携帯名義変更で整理しました。
通話アプリのRakuten Linkだけは、親のホーム画面の一番押しやすい位置に置き直しました。ここを間違えると通常の電話アプリでかけてしまって、通話料が発生します。使い方はRakuten Linkの使い方にまとめています。
正直、親に勧めないほうがいい場面もある


安くなるからといって、全部の家庭に勧められるわけではないです。うちが引っかかりかけた3つを書きます。
一つずつ見ていきましょう。
山間部の実家は先に確認


電波は正直に書きます。山間部や建物の奥では、電波が弱くなる場面があります。
都市部に住んでいる僕は困ったことがほとんどないですが、実家の環境は自分の環境とは別物として確認が必要です。公式の対応エリアマップで実家の住所を調べるだけでも違います。
もう一つ、au回線のローミングが2026年9月末に終了する予定になっています。これまでau回線で届いていた地域は、事前に確認しておいたほうが安全です。
地方での電波の実感は楽天モバイルの地方での使い心地に書きました。実家が郊外なら、先に読んでから決めてください。
対面サポートが要る親は別


何かあるたびにショップへ行く親には、格安のオンライン中心プランは向きません。家族が近くにいないなら、なおさらです。
楽天モバイルにも店舗はありますが、大手キャリアほどの数はないです。実家から片道1時間かかる場所しかない、というケースもあります。
うちは僕が月1回は帰るので成立しました。逆に、年に1回しか帰らないなら、月1,000円台にするより、多少高くてもサポート付きのほうが家族全体の消耗は少ないと思います。
あんしん操作サポートのオプションで補える部分もあるので、そこを含めて判断するのが現実的です。
キャリアメールは使えない


乗り換えると、これまでのキャリアメールのアドレスは基本的に使えなくなります。持ち運びの有料サービスはありますが、月額がかかります。
親世代はこのアドレスを役所や病院、通販の登録に使っていることがあるんですよね。うちの親も、いくつか登録先が出てきました。
だから乗り換える前に、メールで届いている大事な連絡を一緒に洗い出しました。Gmailを作って、主要な登録先だけ先に切り替えておけば済みます。
この作業を後回しにすると、あとで「大事なメールが来ない」と電話がかかってきます。詳しい対処はキャリアメールが使えなくなるときの対処にまとめました。
親・シニアのスマホ代を安くすることに関するよくある質問


- 親のスマホ代は結局いくらまで安くなりますか?
電話とLINEが中心なら、月1,000円台が目安です。楽天モバイルは3GBまで税込1,078円の段階制なので、使わない月は自動で安く収まります。僕の親の使用量も月1GBちょっとで、この枠に余裕で入りました。
- シニアでも格安プランで困りませんか?
電話とLINE、たまに検索という使い方なら困る場面はほぼないです。困るとしたら電波と対面サポートの2点で、そこは実家の場所と家族の距離で決まります。料金より先に、この2つを確認してください。
- 親の電話番号はそのまま使えますか?
MNPを使えば番号はそのまま引き継げます。親が一番心配するのがここなので、最初に伝えると話が進みやすいです。手続きはオンラインで完結して、店舗に行く必要もありません。
- 親のスマホはそのまま使えますか?
対応機種であれば、そのまま使えることが多いです。うちも端末は変えず、SIMだけ差し替えました。機種まで同時に変えると親が混乱するので、乗り換えと機種変更は分けたほうがいいと思います。
- 65歳以上のシニア割はどれくらい得ですか?
楽天モバイルの最強シニアプログラムは、プラン利用だけで毎月110ポイント、指定の3オプションに入ると毎月880ポイントの還元です。割引ではなくポイントで戻る形なので、そこは親に説明しておいてください。エントリーしないと対象にならない点も注意です。
- 親の通話料も安くできますか?
Rakuten Linkという専用アプリからかければ、国内通話は無料です。長電話の多い親ほど効きます。ただ通常の電話アプリでかけると課金されるので、アイコンの位置を分かりやすくしておくのがコツです。
- 親のスマホ代を子供が払っている場合も見直せますか?
むしろ見直す価値が大きいです。支払い方法は口座振替やカード払いを選べるので、名義は親、支払いは子ども、という形も取れます。名義を親にしておくと、あとで親が自分で問い合わせできます。
- シニアの乗り換えは家族がやるべきですか?
やったほうが早いです。オンライン申し込みは本人確認書類のアップロードでつまずきやすく、そこで止まると話がなかったことになります。僕は申し込みからSIM差し替え、初期設定まで代わりにやって、合計1時間半ほどでした。
- 親のスマホを乗り換えると解約金はかかりますか?
今の契約先の条件によります。大手の多くは解約金を撤廃していますが、端末の分割残債は乗り換え後も払い続けることになります。明細で通信料と端末代を分けて数えてから決めてください。
- 親のスマホ代見直しの第一歩は何ですか?
次に実家へ帰ったとき、親のスマホで明細とデータ使用量の画面を一緒に開くことです。説得より先に、本人が数字を見る。ここを踏むかどうかで、その後の話の進み方がまったく変わります。
まとめ:親のスマホ代は明細を開くところから下がる


親・シニアのスマホ代は、電話とLINE中心の使い方なら月1,000円台まで下がります。楽天モバイルの3GBまで1,078円という段階制が、使う量の少ない世代とかみ合うからです。
僕自身がドコモに月8,400円を払い続けていて、乗り換えで年8万円超変わりました。親の明細も、当時の僕とそう変わらない金額でした。
正直な弱点も書いておくと、山間部の電波、対面サポートの手薄さ、キャリアメールが使えなくなること。この3つが引っかかる家庭では、無理に安くしないほうがいい場面もあります。
やってみて思ったのは、難しいのは技術じゃなくて親の気持ちのほうだということ。明細を一緒に開いて、番号と使い方は変えないと約束して、手続きはこっちが引き受ける。この順番なら、たいてい進みます。
- 電話中心なら月1,000円台
- 差額は年7万円前後になる
- 65歳以上はエントリー必須
- 特典は割引でなくポイント
- 電波とメールは事前に確認
次に実家へ帰るときは、まず明細を開くところからで大丈夫です。家族でまとめる場合は楽天モバイルを家族で使う、年金暮らしの家計から考えたいなら定年・年金生活のスマホ代、スマホ代全体の下げ方はスマホ代を安くする方法も読んでみてください。



親のスマホ代って、切り出しにくいんですよね。僕も一度は「余計なお世話」と言われました。
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