同棲を始めると、家賃も光熱費も2人で分けられるのに、通信費だけは前のままという家がけっこうあります。お互いが独身時代のプランを持ち寄って、そのまま2人分払ってる形ですね。
ここで詰まるのが家族割です。大手キャリアの家族割は入籍していない同棲カップルだと原則通らないんですが、楽天モバイルは事実婚や同性パートナーも公式に対象にしています。2024年4月10日以降の話です。
とくぶー楽天モバイルを2年使ってる、とくぶーです。僕自身は同棲を経験してないので、後輩カップルに聞いた話と、公式の条件を読み込んだ内容をもとに書きます。
2人とも無制限にしても、家族割込みで合計6,336円。2人暮らしの通信費の平均が月14,288円という調査があるので、半分以下まで落ちる計算です。


とくぶー
お得情報ブロガー/楽天経済圏6年
神奈川・川崎の31歳会社員。借金500万円を、お得活動だけで完済して資産500万円超にした、ごく普通の家庭のお得オタクです。背伸びせず「一緒に得しよ」の同じ目線で、実際に試したことだけ正直に書いています。
実際に使っている実績(一次情報)
- 楽天モバイル2年(元ドコモ月8,400円→月1,000円台)
- 楽天カード6年・三井住友カードNL併用
- ふるさと納税6年連続・ハピタス6年
- 新NISA月5万・オルカン中心で投資歴4年
クレカを作りすぎて管理が崩壊したり、新NISAの下落で狼狽売りして損したり、失敗もたくさんしてきたので、いい話だけでなくデメリットや損した話も隠さず書きます。
同棲の通信費が下がらないのは家族割の壁があるから


同棲カップルの通信費が高止まりする理由は、単に見直してないからだけじゃないです。制度のほうに、はっきりした壁があります。
一つずつ見ていきましょう。
平均は2人で14,288円


2人暮らしの通信費の平均は月14,288円という調査があります。内訳はスマホが2人で10,178円、家のネットが4,110円。
スマホが1人あたり5,000円くらいという計算になります。これ、大手キャリアの中容量プランをそのまま持っている人の相場そのものなんですよね。年に直すと2人で17万円を超えます。
家賃や食費は同棲を始めた瞬間に見直すのに、通信費だけは自分の契約だからと後回しになりがち。ここが手つかずのまま1年過ぎると、それだけで17万円が飛んでいきます。
未婚だと家族割が通らない


ここがいちばん誤解されているところです。大手キャリアの家族割は、基本的に家族であることが条件で、入籍していない同棲カップルは原則対象外になります。
調べた範囲だと、3大キャリアで未婚の同棲カップルに家族割が適用されるのはソフトバンクだけ、という情報が出てきました。同じ会社にまとめれば自動で安くなると思って乗り換えると、割引だけ効かない形になります。同棲でいちばんやりがちな空振りです。
条件は変わっていくので、申し込む前に各社の最新の規定を見てください。ここを確認せずに動くと、手間だけかけて何も下がらない結果になります。
名義がバラバラで放置される


同棲だと、スマホは各自の名義、光回線はどちらか片方の名義、という形になります。この状態だと「まとめて見直す」という発想自体が出てきません。
お互いいくら払っているか知らないカップル、けっこう多いです。後輩に聞いたときも、相手のスマホ代を把握してませんでした。世帯の固定費として並べてみないと、削れる場所は見えないままです。
最初にやるのは2人分の明細を並べることだけ。5分で終わる棚卸しのやり方は通信費を1分で見直す方法に書きました。
楽天モバイルは事実婚・同性パートナーも対象


家族割の壁に対して、いちばん条件がゆるいのが楽天モバイルの最強家族プログラムです。同棲カップルにとってはここが本命になります。
一つずつ見ていきましょう。
2024年4月に条件が緩和


楽天モバイルの公式サポートには、2024年4月10日以降は親戚や事実婚、同性パートナーとも最強家族割が適用されると書かれています。血縁や婚姻に限っていた条件が、そこで広がりました。
ここが他社と違うところです。同棲を事実婚として申告できる関係なら、割引の対象に入れます。申請自体はmy 楽天モバイルからで、アプリを最新にしておく必要があるとのこと。
ただ、付き合って数か月の同棲を事実婚と申告していいのかは、正直グレーだと思ってます。続柄をどう申告するかは自己判断になるので、実態と違う申告はしないほうがいいです。生活を一つにしている実感があるかどうかが線引きかな、と。
別姓でも別住所でも通る


同棲だと当然お互い別の姓ですし、住民票を移してないほうがいる場合もあります。楽天の家族割は、名字が違っても対象になります。
離れて暮らす家族も申し込めるので、住所が一致していることも必須ではないです。同棲を始める前の遠距離の段階からまとめておいて、そのまま引き継ぐこともできます。
グループは最大20回線まで入れるので、将来お互いの親を巻き込んで広げる余地もあります。家族でまとめるときの流れは楽天モバイルを家族で使うにまとめました。
割引は1回線110円引き


正直に書くと、割引額そのものは大きくないです。1回線あたり月110円引きなので、2人でも月220円。年間で2,640円です。
同棲の通信費が下がる理由の本体は、家族割じゃなく元の料金のほうです。無制限で3,278円が上限という価格に移ること自体が効いていて、家族割はそこに乗るおまけくらいの位置づけ。
期待しすぎると肩透かしを食らうので、そこは先に言っておきます。料金の中身は楽天モバイル最強プランの料金をどうぞ。
2人分の実額はここまで下がる


数字を並べたほうが早いので、3パターンで比べます。楽天は無制限3,278円から家族割110円を引いた3,168円で計算しました。
| 組み方 | 2人合計の月額 | 年間 |
|---|---|---|
| 2人暮らしの平均 | 14,288円 | 約171,000円 |
| 楽天2回線+光回線 | 10,446円 | 約125,000円 |
| 楽天2回線のみ | 6,336円 | 約76,000円 |
光回線を残したままでも、月3,800円ほど下がります。家のネットを引かずにテザリングで済ませられるなら、月7,900円ほど下がって年に9万円台。
で、正直に言うと2人暮らしで光回線を全部やめるのは、けっこう思い切りが要ります。2人が同時に動画を見て、片方がオンラインゲームをやるような使い方だと、テザリングだとつらい場面が出てきます。
おすすめの進め方は、まずスマホ2回線だけ先に動かすことです。光はそのままにして、無制限で暮らしてみて不便がなければ次のタイミングで解約する。この順番なら失敗しても戻せます。
光がいらない人の条件は光回線がいらない人の条件、うちの判断は自宅のWi-Fiを契約しない選択に書いてあります。テザリングの実力はテザリングはWi-Fi代わりになるかもどうぞ。



僕は元ドコモで月8,400円をずっと放置してました。動かしたら月1,000円台になって、なんで早くやらなかったんだろうと。
光回線は同棲でいちばんモメやすい


スマホは各自の名義で完結しますが、光回線はそうもいきません。ここが同棲特有の面倒くさいところです。
一つずつ見ていきましょう。
名義人が全部背負う


光回線の契約者は1人です。支払いも解約もその人にひもづくので、実質的にリスクを片方が背負う形になります。
折半しているつもりでも、相手が急に払わなくなったら請求は名義人に来ます。解約するときも名義人しか手続きできないので、関係が終わったあとに連絡を取る羽目になるのがしんどいところ。
スマホは各自名義のままにしておいて、共有するのは家族割グループだけ。この形にしておくと、後で切り離すのが楽です。
工事と解約の負担が重い


光回線は開通工事が必要で、日程調整に数週間かかることがあります。同棲を始めたばかりで2人とも仕事があると、立ち会いの日程を合わせるだけでひと苦労。
賃貸だと大家さんや管理会社への確認が要る物件もあります。引っ越すときは撤去の話も出てきます。同棲は2年で住まいが変わることも珍しくないので、この手間が繰り返される可能性がある。
マンションの無料Wi-Fiがある物件なら、まずそれで足りるか試すのもありです。速度が出ないときの対処はマンションの無料Wi-Fiが遅いときにまとめました。
まず無制限で様子を見る


いきなり光を引くより、2人とも無制限にして1か月暮らしてみるほうが判断が早いです。テザリングは楽天モバイルなら無料で、申し込みも要りません。
それで動画もパソコンも困らなければ、光を引く理由がなくなります。困ったら、そのとき初めて引けばいい。順番を逆にすると、使わない回線を抱えたまま2年契約が走ります。
僕もノートパソコンはテザリングで動かしていて、日常の作業では不満がないです。やり方は楽天モバイルのテザリングに書きました。
別れたときに困らない組み方をしておく


縁起でもない話ですが、同棲は解消する可能性があります。ここを先に考えておくかどうかで、後の面倒くささが変わります。
一つずつ見ていきましょう。
回線は各自名義が安全


スマホの回線は、それぞれ自分の名義で契約しておくのがいちばん安全です。安くするために片方の名義に寄せると、解消したときに詰みます。
名義変更はできますが、手続きに本人が要るので、連絡が取れない状態だと動かせません。相手の名義のまま自分の電話番号を使い続けるのは、いちばん避けたい形です。
名義を分ける手続きの話は携帯の名義を分けるときの手順が近い内容です。同棲でも考え方は同じ。
家族割は抜ければ外れる


家族割グループは、抜ければ割引がなくなるだけです。回線そのものは各自の名義で残るので、番号もそのまま使い続けられます。
失うのは月110円だけ。同棲で家族割にまとめても、抜けるコストはほぼゼロです。ここが気楽なところなんですよね。
だから、まとめるならスマホの家族割まで。光回線や2年縛りのある契約を共有するほど、あとで面倒になります。ここの線引きだけ守れば、同棲でまとめるのは怖くないです。
支払いをまとめすぎない


ポイントを効率よく貯めたいからと、2人分を片方のクレジットカードにまとめる人がいます。気持ちは分かるんですが、僕はおすすめしません。
毎月いくら返してもらうかの管理が必要になって、そこが揉める種になります。カードを止めたり作り替えたりしたときも、2人分の支払いが同時に止まる。僕はクレカを作りすぎて管理しきれなくなった経験があるので、支払い経路は少ないほうがいいと思ってます。
各自のカードで各自のぶんを払う。家族割のグループだけ共有する。これが同棲だといちばん揉めない形かなと。
正直、まとめないほうがいい同棲もある


全部のカップルにおすすめできる話でもないので、合わない条件を並べておきます。当てはまるなら無理にまとめなくていいです。
- 山間部や地方に住んでいる
- 建物の奥や地下の部屋
- 2人とも在宅勤務で終日PC
- 付き合って日が浅い
- 片方が端末の残債を抱える
いちばん大きいのは電波です。楽天モバイルは都市部だと不満が出にくいんですが、山間部や建物の奥は弱い場面があります。2人とも同じ会社に寄せると、家の中が全滅するリスクを2人で背負う形になる。
あと、これまでau回線を借りてつないでいたローミングが2026年9月末で終了する予定です。地方に住んでいるなら、ここは確認しておいたほうがいい。地方での使い勝手は楽天モバイルは地方で使えるかにまとめました。
付き合って日が浅いなら、無理にまとめず各自で安くするだけでも十分です。1人あたりの下げ方は一人暮らしのスマホ代を読んでもらったほうが早い。
端末の残債がある場合も、乗り換えのタイミングをずらしたほうが損しないことがあります。片方だけ先に動かして、もう片方は残債が終わってから合流する形でも家族割は後から組めます。



2人同時に動かさなきゃ、と思い込む必要はないです。先に片方が試して、良さそうなら合流でぜんぜんいいと思います。
同棲カップルの通信費に関するよくある質問


- 同棲カップルの通信費は月いくらが平均ですか?
2人暮らしの通信費の平均は月14,288円という調査があります。内訳はスマホが2人で10,178円、家のネットが4,110円。年間だと17万円を超えるので、同棲を始めたタイミングで見直す価値は大きいです。
- 入籍していない同棲カップルでも家族割は使えますか?
大手キャリアの家族割は原則として家族が条件で、未婚の同棲だと通らないことが多いです。楽天モバイルは2024年4月10日以降、親戚や事実婚、同性パートナーも最強家族割の対象と公式に案内しています。関係の実態と申告が合っているかは自分で判断してください。
- 同棲で2人分の通信費はどこまで下がりますか?
2人とも無制限にして家族割を効かせると、合計で月6,336円です。光回線を残す場合は月10,446円くらい。平均の14,288円と比べると、年間で5万円から9万円台の差になります。
- 同棲の光回線は誰の名義にすればいいですか?
契約者は1人しか設定できないので、支払いと解約を引き受けられるほうにするしかありません。折半していても請求は名義人に来ますし、解約手続きも名義人しかできません。関係が終わったあとの手間まで含めて決めたほうがいいです。
- 同棲を解消したら家族割はどうなりますか?
グループから抜ければ割引が外れるだけで、回線はそれぞれの名義のまま残ります。電話番号も変わりません。失うのは月110円なので、抜けるコストはほぼないと考えていいです。
- 同棲で通信費を折半するときのコツはありますか?
各自のカードで各自のぶんを払う形にするのがいちばん揉めません。片方のカードにまとめると、毎月いくら返すかの管理が発生します。共有するのは家族割のグループだけ、という線引きにしておくと後が楽です。
- 同棲で家のネットを引かずにテザリングだけで足りますか?
2人とも動画とスマホ中心なら足りることが多いです。僕もノートパソコンはテザリングで動かしていて、日常の作業では困っていません。2人同時に大容量を使ったりオンラインゲームをやるなら、光回線のほうが快適です。
- 同棲相手と別の会社のままでも安くできますか?
できます。家族割で下がるのは1回線110円なので、料金の本体はそれぞれのプラン次第です。会社を揃えるより、各自が使う量に合ったプランに変えるほうが効果は大きいです。
- 同棲で2人同時に乗り換えないとダメですか?
同時でなくて大丈夫です。家族割のグループは後から追加できるので、片方が先に試して問題なければ合流する形で構いません。端末の残債が残っているほうは、それが終わってから動くほうが損をしにくいです。
- 同棲の通信費を見直すなら何から始めますか?
2人分の明細を並べて、それぞれいくら払っているか確認するところからです。相手のスマホ代を知らないカップルはけっこういます。金額が見えれば、まとめるべきか各自で下げるべきかも自然に決まります。
まとめ:同棲の通信費は家族割の壁を越えられるかで決まる


同棲カップルの通信費は、2人分の明細を並べて、まとめられるところだけまとめるのがいちばん確実です。大手キャリアの家族割は未婚だと原則通らないので、そこで止まっている人が多い。
楽天モバイルは2024年4月10日以降、親戚や事実婚、同性パートナーも家族割の対象になっています。2人とも無制限にすれば合計6,336円で、2人暮らしの平均14,288円と比べて年に9万円台の差。光回線を残しても月10,446円まで下がります。
正直な弱点も書いておくと、家族割の割引額自体は1回線110円で、たいした額じゃないです。山間部や建物の奥では電波が弱い場面がありますし、au回線のローミングが2026年9月末で終わる予定なのも地方の人には効いてきます。付き合って日が浅いなら、無理にまとめず各自で下げるだけでも十分です。
僕は同棲を経験してないので、ここは公式の条件と後輩の話から書いています。ただ、元ドコモで月8,400円を何年も放置して、動かしたら月1,000円台になった身としては、生活が変わるタイミングで契約を触るのはかなり効率がいいと思ってます。同棲はまさにそのタイミングなので。
次にやることは、2人分の明細を1枚に並べて、住んでいる場所で電波が入るかを確認するところまで。そこまでやれば、まとめるか各自でいくかは決まります。世帯の固定費をまとめて削るなら固定費の見直し方法、入籍後の考え方は夫婦の通信費を節約する方法もあわせてどうぞ。
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まとめるのは家族割まで、契約は各自の名義で。この線引きさえ守れば、同棲で通信費を下げるのは怖くないと思います。








