子どもが生まれると、おむつもミルクも保育料も、支出が一気に増えます。そのわりに通信費は独身時代のまま、という家がけっこう多いんですよね。
先に答えを書くと、子育て世帯の通信費は、子どもがスマホを持つ前に夫婦2回線の土台を決めておくのがいちばん効きます。土台が月2,000円台なら、子どもの分が増えても世帯の負担が読めるからです。
とくぶー楽天モバイルを2年使ってる、とくぶーです。うちは妻と2025年6月生まれの娘の3人暮らし。娘のスマホはまだ何年も先なので、今は夫婦の土台づくりの段階です。
4人家族の通信費の平均は月22,751円、スマホ代だけで17,641円という調査があります。うちの夫婦2回線はその10分の1くらいで回っていて、差はほぼ全部積立に回せてます。


とくぶー
お得情報ブロガー/楽天経済圏6年
神奈川・川崎の31歳会社員。借金500万円を、お得活動だけで完済して資産500万円超にした、ごく普通の家庭のお得オタクです。背伸びせず「一緒に得しよ」の同じ目線で、実際に試したことだけ正直に書いています。
実際に使っている実績(一次情報)
- 楽天モバイル2年(元ドコモ月8,400円→月1,000円台)
- 楽天カード6年・三井住友カードNL併用
- ふるさと納税6年連続・ハピタス6年
- 新NISA月5万・オルカン中心で投資歴4年
クレカを作りすぎて管理が崩壊したり、新NISAの下落で狼狽売りして損したり、失敗もたくさんしてきたので、いい話だけでなくデメリットや損した話も隠さず書きます。
子育て世帯の通信費は「増える前」に決まる


通信費の記事って、子どもがすでにスマホを持っている4人家族の話ばかりなんですよね。でも子育て世帯として過ごす期間で見ると、子どもがスマホを持たない時期のほうが長いです。
一つずつ見ていきましょう。
平均は月22,751円


4人家族の通信費の平均は月22,751円で、そのうちスマホ代が17,641円という調査があります。1人あたりだと月5,824円くらいという数字も出ていました。
年に直すとスマホだけで21万円を超えます。子ども1人の学資保険や積立の金額と、だいたい同じスケールなんですよね。通信費を放置していると、教育費の積立に回せるはずのお金がまるごと消えていきます。
この数字を見て「うちもそんなもんだ」と思ったなら、削れる余地はかなりあります。世帯の固定費全体を見直すなら固定費の見直し方法もどうぞ。
幼児期がいちばん長い


子どもがスマホを持ち始めるのは、早くても小学校高学年から中学生くらい。つまり生まれてから10年前後は、世帯の回線が夫婦の2本だけです。
この10年をどの料金水準で過ごすかで、貯まる金額がぜんぜん変わります。月1万円違えば10年で120万円。子どもの分が増える前のこの期間が、実はいちばん削りどころなんですよね。
うちの娘は2025年6月生まれなので、まだ1歳ちょっとです。スマホの話が出てくるのは10年近く先。だから今は、夫婦の2回線をどれだけ軽くしておけるかだけ考えてます。
土台を先に作ると読める


夫婦の土台が決まっていると、子どもの分が増えたときの金額が先に計算できます。1回線あたりいくら増えるかが分かっているからです。
逆に大手キャリアのまま子どもの回線を足すと、増え幅が読めません。端末代と割引がセットになった契約だと、2年後にいくらになるのかも見えなくなります。増え幅が読める状態を作っておくことが、子育て世帯の通信費でいちばん大事なところだと思ってます。
家族のスマホ代が高いと感じているなら、その原因の切り分けは家族のスマホ代が高い理由にまとめました。
乳幼児期でもギガは思ったより増える


子どもがスマホを持たなくても、親のデータ使用量は確実に増えます。ここは実際に子育てしてみて分かったところ。
一つずつ見ていきましょう。
写真と動画で容量が飛ぶ


子どもが生まれてから、写真と動画を撮る量が跳ね上がりました。何気ない表情でも、つい撮っちゃうんですよね。
で、それをクラウドにバックアップしたり、妻や実家に送ったりすると通信量になります。動画は1本で数百MBいくこともあるので、外出先でやると一気に減る。うちは家のWi-Fiがある時間にまとめてバックアップするようにしました。
設定を見直さないまま毎回モバイル通信でアップしていると、プランを上げる羽目になります。ギガが足りなくなる原因の切り分けはスマホのギガが足りないときに書きました。
動画は外出先ほど使う


家では使わせないようにしていても、外だと事情が変わります。電車の中や病院の待ち時間で、動画を見せるしかない場面って出てくるんですよね。
そこがまさにWi-Fiのない場所なので、モバイル通信を使います。30分見せれば数百MB。それが月に何回か重なると、月末に速度制限がかかる。子どもがぐずってるときに動画が止まるのは、地味にきついです。
親のどちらか片方だけでも、ギガを気にしなくていい回線にしておくと救われます。動画をよく見る人向けの考え方はスマホで動画を見放題にする方法にまとめました。
夫婦で使う量が偏る


子育て中の夫婦って、外に出ている時間がぜんぜん違うことが多いです。育休中で家にいるほうはWi-Fiで足りて、通勤しているほうがギガを使う、みたいな形。
2人とも同じ大容量プランにすると、片方が丸ごとムダになります。使う量に合わせてプランを分けるほうが、世帯としては安い。楽天モバイルは使った量で自動的に段が変わるので、この偏りをそのまま吸収してくれます。
育休で収入が減る時期の考え方は育休で収入が減る前の通信費見直しにまとめてあります。手取りが下がるタイミングの前にやっておくと効きます。
夫婦2回線の土台をいくらにするか


数字で見たほうが早いので、世帯のスマホ代だけを並べます。楽天モバイルは家族割の110円引きを反映した金額で計算しました。
| 組み方 | 世帯のスマホ代 | 年間 |
|---|---|---|
| 4人家族の平均 | 17,641円 | 約212,000円 |
| 夫婦2人が3GBまで | 1,936円 | 約23,000円 |
| 夫婦2人が無制限 | 6,336円 | 約76,000円 |
2人とも家のWi-Fi中心で3GBに収まるなら、世帯のスマホ代は月2,000円弱です。2人とも外でがっつり使って無制限になっても6,336円。どっちに転んでも平均より1万円以上安い。
楽天モバイルの料金は3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、それ以上は3,278円で止まる形です。使った量で勝手に段が変わるので、月ごとの波を気にしなくていいのが子育て中はありがたい。
僕自身は元ドコモで月8,400円をずっと放置していました。動かしてから2年で月1,000円台になって、年8万円以上は浮いてます。あのとき動かしてなかったら、と思うとぞっとする。
プランの細かい条件は楽天モバイル最強プランの料金、家族でまとめる手順は楽天モバイルを家族で使うにまとめました。



妻とは「通信費は上げない」だけ先に決めてます。子どもの分が増えても、そこから逆算すれば選べるので。
子どもの分はいつ、いくら増えるのか


ここは正直に書きます。うちの娘はまだ1歳ちょっとなので、子どものスマホを契約した経験はありません。制度と相場を調べたうえでの見通しとして読んでください。
一つずつ見ていきましょう。
目安は高学年から中学


子どもにスマホを持たせるタイミングは、小学校高学年から中学入学あたりが多いようです。習い事や塾で1人で移動するようになると、連絡手段が要りますよね。
逆に言えば、そこまでは世帯の回線は2本のままです。この期間に高い契約を放置していると、子どもの分が増えるころには手がつけられない金額になっています。
何歳から持たせるかの判断材料は子どものスマホは何歳からにまとめました。未成年名義での契約の話は楽天モバイルの未成年契約をどうぞ。
追加は月1,000円前後


楽天モバイルで子どもの回線を足す場合、3GBまでなら1,078円です。家族割の110円引きが乗ると968円。
子どもは家と学校にいる時間が長いので、Wi-Fi中心なら3GBに収まることも多いはず。動画をよく見る子だと20GBの2,178円まで上がりますが、それでも上限は3,278円で止まります。1人増えても月1,000円から3,000円台の範囲、という予測が立つのが大きいところです。
子どものデータ無制限をどう考えるかは子どものスマホをデータ無制限で安くに書きました。学割の扱いは楽天モバイルの学割もどうぞ。
見守りは通話だけで済む


低学年のうちは、そもそもスマホじゃなくていい場面が多いです。必要なのは「どこにいるか」と「連絡が取れるか」だけだったりします。
その用途なら、データをほとんど使わない契約で足ります。楽天モバイルなら使わなかった月は1,078円で、Rakuten Linkからの国内通話は無料。見守りのために大容量プランを契約するのは、いちばんもったいないパターンです。
通話中心の使い方は楽天モバイルを通話のみで使うにまとめてあります。同じ考え方は親世代にも当てはまるので、親のスマホ代を下げる方法も近い話です。
浮いたお金の置き場所を先に決める


通信費を下げても、置き場所を決めてないと生活費に溶けます。ここは自分でやらかしたので、強めに書いておきます。
一つずつ見ていきましょう。
年8万円は積立に回せる


僕は元ドコモの月8,400円から楽天モバイルに移して、年8万円以上が浮きました。これは1人分の話です。
夫婦2人で見直せば、その倍近くになる家もあります。4人家族の平均17,641円から夫婦2回線の1,936円まで落ちたとすると、年間で18万円以上の差。教育費の積立としては十分な規模です。
僕は新NISAで月5万円の積立を4年続けていて、通信費で浮いた分もそこに混ざってます。始め方は新NISAの始め方にまとめました。
決めないと生活費に溶ける


月1万円浮いたところで、行き先を決めてないと普通に使います。子育て中は特にそうで、ベビー用品や外食にすっと消えていく。
おすすめは、契約を変えた月に積立の金額を同じだけ上げることです。手元に残さないほうが確実。浮いた分を口座に置いたままにすると、半年後には何に使ったか思い出せなくなります。
これは自分でやって分かったことです。節約したつもりになって、実際には資産が増えてなかった時期がありました。
僕は狼狽売りで失敗した


投資を始めて4年になりますが、相場が下がったときに怖くなって売ってしまったことがあります。いわゆる狼狽売りというやつ。
あれで確実に損してます。積立に回すなら、下がっても触らないと決めておかないと同じことをやります。教育費のように使う時期が決まっているお金は、なおさら方針を先に決めておいたほうがいい。
通信費を下げるのは確実に効く節約ですが、その先で失敗すると意味がなくなります。ここは自分への戒めも込めて書いてます。
子育て世帯でも向かない家はある


全部の家におすすめできる話じゃないので、合わない条件を並べておきます。当てはまるなら無理に動かなくていいです。
- 山間部や地方に住んでいる
- 建物の奥や地下の部屋
- 夫婦とも在宅勤務で終日PC
- 端末の残債が残っている
- キャリアメールを使い続ける
いちばん大きいのは電波です。楽天モバイルは都市部だと不満が出にくいんですが、山間部や建物の奥は弱い場面があります。子育て中は家にいる時間が長いので、家の中でつながらないのは致命的。
あと、これまでau回線を借りてつないでいたローミングが2026年9月末で終了する予定です。地方に住んでいるなら、申し込む前に公式のエリアマップで住所を確認してください。地方での使い勝手は楽天モバイルは地方で使えるかにまとめました。
キャリアメールも見落としがちです。保育園や学校の連絡先に登録してあると、乗り換えたときに届かなくなります。移行の手はあるので、事前に確認しておいてください。
端末の残債がある場合は、片方だけ先に動かす形でも構いません。家族割のグループは後から追加できるので、2人同時にやる必要はないです。



子育て中に「家でネットがつながらない」は本当にきついので、電波の確認だけは先にやっておいてほしいです。
子育て世帯の通信費に関するよくある質問


- 子育て世帯の通信費は月いくらが平均ですか?
4人家族の通信費の平均は月22,751円で、スマホ代だけで17,641円という調査があります。1人あたりだと月5,824円くらい。年間にするとスマホだけで21万円を超えるので、教育費の積立と同じスケールの金額です。
- 子育て世帯の通信費はどこまで下げられますか?
夫婦2人が3GBまでで収まるなら、世帯のスマホ代は月1,936円です。2人とも無制限にしても6,336円。平均の17,641円と比べると、年間で10万円から18万円の差になります。
- 子どもがまだ小さいうちに通信費を見直す意味はありますか?
むしろそこがいちばん効きます。子どもがスマホを持つまで10年前後あって、その間は世帯の回線が夫婦の2本だけだからです。月1万円違えば10年で120万円変わります。
- 子どもの回線を足すと通信費はいくら増えますか?
楽天モバイルなら3GBまでで1,078円、家族割の110円引きが乗ると968円です。動画をよく見る子でも上限は3,278円で止まります。1人増えたときの幅が読めるのが、この形の良いところです。
- 子育て中は動画でギガを使いますか?
子どもがスマホを持っていなくても、親の使用量は増えます。電車や病院の待ち時間に動画を見せる場面はWi-Fiがないので、そこでモバイル通信を使うからです。写真や動画のバックアップも重なるので、家のWi-Fiがある時間にまとめる設定にしておくと違います。
- 子育て世帯は家族割を使ったほうがいいですか?
使えるなら使ったほうがいいですが、割引は1回線110円なので過度な期待はしないでください。金額を下げているのはプランそのもので、家族割はそこに乗るおまけです。まとめる手間に見合うかは、割引額より管理のしやすさで判断していいと思います。
- 子どもの見守り用なら大容量プランが必要ですか?
必要ないことが多いです。低学年のうちに要るのは、居場所の確認と連絡が取れることくらい。データをほとんど使わない契約でも足りますし、通話が無料になるアプリを使えば通話料もかかりません。
- 保育園や学校の連絡先にキャリアメールを登録しています。乗り換えて大丈夫ですか?
そのままだと届かなくなるので、乗り換える前に確認してください。メールを持ち運ぶ有料サービスもありますが、フリーメールに変えて登録し直すほうが根本的です。園や学校への届け出も忘れずに。
- 育休中に通信費を見直すのは有効ですか?
手取りが下がる前に固定費を軽くしておけるので、有効です。育休中は家にいる時間が長くてWi-Fi中心になるため、小さいプランでも困りにくいという事情もあります。復職して外出が増えたら、使った量に応じて自動で段が上がる料金にしておくと調整が要りません。
- 子育て世帯の通信費、何から手をつければいいですか?
夫婦2人分の明細を並べて、それぞれ月に何GB使っているか見るところからです。使っていない容量にお金を払っているケースがほとんど。そのうえで、浮いたお金をどこに置くかまで先に決めておくと、確実に残ります。
まとめ:子育て世帯の通信費は増える前の土台で決まる


子育て世帯の通信費は、子どもがスマホを持つ前に夫婦2回線の土台を決めておくのがいちばん効きます。世帯の回線が2本だけの期間が10年前後あって、そこをどの水準で過ごすかで貯まる額が変わるからです。
金額でいうと、4人家族のスマホ代の平均が月17,641円。夫婦2人が3GBまでなら1,936円、無制限にしても6,336円です。年間で10万円から18万円の差になって、子どもの分が増えても1人あたり968円から3,278円の範囲で読めます。
正直な弱点も書いておくと、山間部や建物の奥は電波が弱い場面があります。au回線のローミングが2026年9月末で終わる予定なのも、地方の人には無視できない。キャリアメールを園や学校に登録している場合は、乗り換え前に変更が要ります。
うちの娘は2025年6月生まれで、子どものスマホを契約した経験はまだありません。だから後半の話は制度と相場を調べたうえでの見通しです。ただ、元ドコモの月8,400円を放置していて、動かしたら年8万円以上浮いた身としては、子どもが小さいうちに土台を決めておく価値はほんとにあると思ってます。あの放置していた期間のお金は、もう戻ってこないので。
次にやることは、夫婦2人分の明細を並べて、使っているギガ数を確認するところまで。あわせて浮いた分の置き場所も決めておいてください。スマホ代全体の下げ方はスマホ代を安くする方法、1分でできる棚卸しは通信費を1分で見直す方法もどうぞ。
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子どもが小さいうちは、正直そこまで手が回らないと思います。だからこそ一度決めたら放置できる形にしておくのがいいのかなと。








